「次は、安めぐみみたいな人と」
これはスペイン人女性と20年連れ添い、
離婚したMさんの言葉だった。

 

日本語で私とこんな話ができるのが、ほっとする、という。
「安めぐみ」 この女子が出てくること自体が、
とても象徴的な気がした。

 


ディナーをした時に、彼のマドリッドでの20年を聞いてみた。

メイ「何が大変だったんですか?」
M氏「全部、一から十まで、相手が納得するまでスペイン語
 で説明しないといけないこと」

 

ちなみにMさんはスぺイン語はネイティブレベルだ。
それでも、母国語ではない言語で妻と
「一つ一つ詰める」ことに疲れた、らしい。

私はこんなことを聞いてみた。

 


「ハモン(スペインの生ハム)食べ過ぎて、
胃もたれしている感じですかね」

M氏は、そうそうそう、と頷く。
「50近いとね、銀シャリと、お茶漬けが食べたいんだよ」

ムム。なんだか分かる気がする('ω')


特にスペインのハモンは、しょっぱくて、脂身が多い。
週1回でいいかなあ。。いや、月1回かな。。

なるほど、、安めぐみ、ですか。
私も彼の立場なら、次は安めぐみ、的な女子を探すかも
しれない。

「メイちゃん、いい人居たら、ぜひ」
M氏に頼まれた。

気持ちはよく分かる。。。

おや。しかし、
安めぐみ的女子、、、私の周りでは絶滅危惧種だ。

化粧は似ているが、中身が獰猛、とか。。
そっくりさんなら、見つかるかもしれない。
どこにいるのだろうか。。( ゚Д゚)(to be continued...)