私は、学校でコミュニケーションの授業を受け持っています。
でも、学校からの要望は
【学生の、自己肯定感を上げて欲しい】なんです。
それをあれこれ、ワークを沢山やって、
実践しています。
今週で8回目ですが、どんどん、変わってきましたよ。
授業のベースになる考え方は、コーチングです。
具体的には「一人ひとりの個性を伸ばす」「相手を尊重する」ということ。
私の授業のルールを2つ決めました。
①相手との違いを楽しむこと。
②相手を否定しないこと。
これだけでも、学生同士のコミュニケーションは変わってきました。
今週、2コマ授業をしたのですが、
私が、授業で5分間だけ話したことが、衝撃だったようで、
コメントは、ほとんど、コレだったんです。
「悪口は、あなたの脳にダメージを与えるから、言わないほうがいいんだよ」
これが、衝撃だったみたいです。
先週の授業では
「クラスメイトを褒める」「いいところを見つける」ワークをしてみました。
これがとても好評でした。
「いつも褒めてもらうことがないから、すごく嬉しかったです」
「私の自己肯定感、爆上がりです↑↑」
「褒められて、めっちゃ、嬉しかったです」
やっぱり、誰でも、褒められると嬉しいですよね。
そこで、とても大事な事に気づいた学生が2名いました。
「人を褒めると、すごく気持ちが良かった」
こんな感想をくれました。
そうなんです、気持ちがいいんです。
だから、コーチングやってると、私は疲れないんです。
相手を褒めたり、励ましたり、しているから。
いいエネルギーの循環が起きるんですね。
これを、脳科学の観点から、授業をしてみました。
「Q.なぜ、人を褒めると気持ちがいいのでしょうか」
みなさんは、どう思いますか?
これは、ハッキリとした答えがあるんです。
A. 脳は、他人と自分を区別できないから。
人を褒めているのに、自分を褒めている、と認識してしまう。
だから、悪口は、ダメなんですよ。
「田中、サイテーだよね。マジ、うぜー」
と言っているのに、
「私、サイテーだよね。マジ、うぜー」
と主語を変えて、認識しちゃうんです。
だから、
悪口は、自分の脳にダメージを与えてしまう、ということ。
これ、私、初めて知った時に衝撃だったんです。
なんだよ、
早く教えて欲しかった、、、、と。
学生たちも、衝撃だったみたいです。
お友達との関係に悩んでいる子も多いから、
これで悪口が減って、
お互いを褒め合う文化が根付いたら嬉しいな、と思います。
教育の現場にいて思うこと、は
「ダメな生徒がいる」わけじゃないんです。
「キッカケがなかった」だけじゃないでしょうか?
「学ぶって、おもしろいな」を知るキッカケがなかっただけじゃないでしょうか。
親や先生が、何か彼らの才能を発動させる
「スイッチ」を押す
環境を整える って大事なんじゃないかな、と思っています。
私も、彼らの才能を伸ばすお手伝いをしたいです。
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