【新米のコンサルとコーチが、経営者を怒らせた
事例から、何が大切なのかを考えた】
最近、私の周りで2件の残念なコンサル、
コーチの事例を聞き考えるキッカケをもらった。
ケース①「お前に言われたくないんだ、編」
某大手のコーチング会社に所属するコーチを雇った
ある企業の社長。
そのコーチは、社長の話もよく聞かずに、
その経営者の会社の事情に
「ズカズカと土足で入ってくる感じがした」という。
あなたに、何が分かるの?と怒ってしまった、そう。
ケース②「上から目線、何とかならなんのか、編」
若手のコンサルが、ベテラン経営者の会合に呼ばれた。
最初から、その若手コンサルは超・上から目線だった、
という。
経営者たちは、かなり「大人な対応をして」
その若手コンサルの話を聞いた。
「聞いてあげた」が正しい気がする。
へー、そうですか。なるほど!など、大人な対応。
その場にいた方は、もう耐えられなかった、という。
ケース①②の話の共通点は、
釈迦に説法、ということだと思う。
【そんなのとっくに分かってんだよ!(怒)
社員は生身の人間だから、
理論通りに上手くいかないから、困ってんだろう】
私もビジネススクールに行ったので耳が痛い。
MBAはやたらと、
「横文字とフレームワーク」を使う、使えない人達、
と揶揄されること、もある。
(もちろん、そうじゃない人もいます)
そのダメダメケース①②の二人を見てみると、
大きく分けて4つの問題がある。
これが、経営者たちを怒らせた原因では?
1)自分のロジックの正しさを、証明したかった
もっと言えば、
「俺、すげー」って実は自分の方向を向いてコミュニ
ケーションをとっていたのでは?
2)相手に対して、マウンティングして、有利な立場に立ちたかった
これも、よくありますね。特に男性。
3)相手の話を「聞いていない」
4)人としての謙虚さ、可愛げ、がない。
私の夫は中小企業を25年ほど経営している。
社長の夫を見ていて思う。
社長は強くなければ(見せなければ)いけない、のだ。
そんなことが求められている。
感情、本音は外に出せない。
ビジネス本を読んでも、「社員は人間」なので、のまま理論が使えるはずがない。そこに悩んでいる。
そして、
「雇われる側」の社員と、圧倒的な考え方の溝があり、苦労している。
労働法上、守られるのは社員で、結局、社長は孤独なんだ。
私も、リーダー職をしたことがあるが、孤独を感じた。
こんな期限付きのリーダーであっても、孤独な決断をすることが求められた。
ひとつの会社を経営して、「社員の人生を背負う」
社長なら、もっと孤独なはず、だ。
問題があった、そのコンサル、コーチは、社長の相談相手として雇われたはず。
雇い主の話を聞いていない時点で、アウトだ。
自分のロジックに酔ってる場合じゃなく、社長の話を徹底的に聞く、必要があったのでは。
まず、話を聞いて、信頼関係を築き、そこから、重要な「本丸の話題に入っていく」 気がする。
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超・一流の営業マンのTさんとお話した時のこと。
20分ぐらい話をして、
「この人なら何でも話をしてしまいそうだ」
と思って、
私は仕事とは関係ない悩み、
自分の身の上を、「つい」話してしまった。
私の「懐に入る」ことなど、
Tさんには造作ないことだったんだろう。
超一流、と新米の違いは、ここ、ではないだろうか。
相手に気持ちよく話をしてもらう、こと。
自分が気持ちよく話をしている場合ではない。
#エッセイ
#経営者
#社長
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