「コーチングって怪しいんじゃないですか?」
と思っている人が、まだいるようです。
怪しいコーチもいますからね。
それは、そんな打ち出し方をしている人の問題だと思っています。
ただ、海外でどれだけ認知されているか、ビジネス現場でどれだけ使えるか、どれだけの効果があるか、を知っている私は、残念だな、と思います。
私の師匠「日本にコーチングを持ってきた、本間正人先生」(京都造形芸術大学教授)の講演を聞いたことが、私とのコーチングの最初の出会い、でした。
2001年。
「これから、僕はコーチングを日本に取り入れたいんです」とおっしゃっていたんです。
そして、コーチングを受けてみて、嬉しさと同時に、泣きそうになりました。
「私が、こんな風に教育されていたら、私の話を聞いてくれる人がもっといたら、私の能力はもっと伸びていたはず。私は私の良さを、のびのび、窮屈な思いをせずに伸ばせたはず」
次に沸いてきた感情は、
「私の中高生の時代を返して欲しい」 という怒り、でした。
私の中学校時代は、先生が生徒指導で「竹刀」を持っていました。
私の夢なんて、一度も聞かれなかった。
本当は感受性が強くて、集団行動が苦手で女子グループが苦手で、本当は、ひとりで本を読んだり、本好きの友達と、静かに楽しく話していたい、だけなのに。
成績が良いほうだった私は、目立ってしまい、女子のグループから、なぜか「仲間外れ」にされたこともありました。
とにかく、ひとりにしてほしい。
私は、私でいいはずなのに。
なんで、自分のために勉強したのに、こんなに嫌な思いをしないといけないんだろう。なぜ、こんなイヤな言葉を聞かないといけないのだろうか。
※大人になって分かったのですが、私はとっても感受性が強い「HSP体質」で、とにかく集団行動が辛く、学校にいると気を遣い過ぎて、疲れました。
コーチングに出会って、19年が経ちました。
やればやるほど、知れば知るほど、「これ、絶対に必要」という確信が沸いてきています。
だって、私自身がコーチングで「能力を伸ばす」ことができたし、これを待っているお子さんはいっぱいいる、と思うから、です。
そんな私に勇気をくれることが2つありました。
「教育関係の人にコーチングを伝えたいんです」とずっとブログで書き続けていたら、仲間が増えてきたこと、です。
先生の理解者が増えてきました。元中学校の英語教員の方、現役・高校の英語教員の方2名が英語コーチ養成講座を受けてくださいました。
大学で英語を教えている先生も、受講してくれています。
7月講座では、また元・教員の方が受講してくれることになりました。
もう一つは、そもそも、本来のEDUCATIONは、コーチング的な意味だった、ということです。
そもそも、EDUCATION = 教育 明治時代に「誤訳していたこと」が分かったこと、です。
コーチング、怪しくなんかなくて、本来は、EDUCATIONは、コーチングに近かった、ってことです。
以下、教育学者、鈴木大裕さんのコラムです。
「休講中の子どもたちは、本当に学んでいないのか」
https://webronza.asahi.com/
~抜粋~教育哲学者の大田堯によれば、
「教育」という言葉はもともと日本語にはなく、開国時に西洋から入ってきた「エデュケーション」の誤訳であり、その悪影響は今日の教育にも及んでいる。
ラテン語の語源には、そもそも「教える」という要素はなく、代わりにあるのは、「養う」や「引き出す」という意味だ。それが、教えるという「上にある者が下の者に施す」との字源をもつ要素とすり替わったことが、従来の講義中心型の授業スタイルと日本の学生の学びに対する受け身な姿勢に繋がっていると大田は指摘する。
しかし、そのような教育を受けてきた人間では世界市場で役に立たないことがわかっているからこそ、国は「アクティブラーニング」(今は「主体的・対話的で深い学び」と言っているが…)への転換を打ち出してきたのだろう。
そもそも、誤訳だったんですよ。
コーチングは「能力やその人が持っている輝きを外に出す」ものです。まさに、本来のEDUCATIONは引き出す=コーチング的なものだった、んです。
そもそも、日本の新入社員は「指示待ちが多い」と言われていますよね。それが大きな問題となったから、日本の企業が「コーチング」を導入し始めています。
その大元が、受身な姿勢が必須の、従来の講義中心型の授業スタイル、なのは明らかです。
少しずつ、コーチングを教育関係の方たちに伝えていきたい、と思っています。
そして、もう一つ、大きな副産物があるんです。
実際に「先生たち自身がコーチングを受けると」、とっても前向きな変化があったそうです。
【英語コーチ養成講座を受けてくださった、教員の方の感想】
①自信を失いかけている先生にオススメ
https://ameblo.jp/kayo59/
②忙しすぎて疲れている人にオススメ
https://ameblo.jp/kayo59/
③全先生がコーチングを学んでほしい
https://ameblo.jp/kayo59/
「教員、主婦の方向け英語コーチの勉強だけしたい方」向けの英語コーチ養成講座のコースもつくりました。
【あなたの英語力×才能(ギフト)】でロングセラーの仕事を作る5つの秘訣公開!
せっかく持ってる【英語力】を活かしてやりがいと副収入を手に入れる!の購読申し込みはこちら
【コロナ以降、こんな時代でも英語の仕事で月30万円を頂く方法】の購読申し込みはこちら