今日は、私の受講生に書いたメッセージを

書きこ起こして、ブログに投稿いたします。

 

女性の人生を考える上でヒントになるかもしれないので

私の話をしますね。

(長文失礼いたします)

 

私がなぜ「女性をサポートする、女性の収入を上げる」仕事

をしたい、と思ったか、その原点でもあります。

 

姉は2002年に「子どもに向けた」英会話の本を出版しています。

しかも「ベレ出版」という、語学分野で定評のある出版社。

 

ふと、しばらくぶりに思い出したのです。

昨日、Nさんとブランディングセッションをしているとき。

 

「私なら、自分の子どもは、子ども英会話には入れないと思う」

「○ィズニービデオなんて40万ですよ」

※Nさんは、ご自身の経験から、強力なポジショニングを見つけましたよ!

お楽しみに。

 

そんな会話で、ふと、「うちの姉も言っていた」ことを思い出しました。

そして、久しぶりに「そういえば、姉は本を出版していた」ことを思い出しました

 

『みんなお母さんたち、○ィズーニー教材ビデオに騙されるの。

 絶対、英語できるようにならないのに。私ならもっと安くできる方法を

提案できる』 

 

それがキッカケでした。

姉もNさんのように、○ィズニービデオに怒っていたんです。

 

アマゾンをクリックしてみたら。。。

もう絶版だけど、まだ中古で残っているんですね。

評価は☆☆☆☆ 

(アマゾンの評価は、同業者からの嫌がらせのような

ひどい評価があるらしいのですが、

この点数は高いほうだと思います)

 

しかも、ちゃんとベレ出版が姉の企画をいいと思って

いれていたことがある

好評だったので、2冊出しています。

 

「お姉ちゃん、頑張ってたんだな」と思ったら、涙が出てきました。

お姉ちゃんの本で、喜んでくれた人がいたよ。

 

椎名玲子①

「子どもと一緒に英語遊びでネイティブ・リズム英会話(CDbook)

 

椎名玲子②

「子どもと一緒にネイティヴ・リズムで英会話(CDbook)

 

 

英語コーチ養成講座での研修③で、

「人生の未完了」について取り上げます。

「私がずっと姉と仲たがいをしていて、連絡を取っていなかったこと」が

人生の未完了だったこと、をお知らせしました。

 

姉は、私にとってはすごい人でした。

残念ながら、今はパニック障害をわずらって12年が経ちました。

一度良くなったのですが、やっぱりダメで、まだ薬を飲む生活です。

 

勉強して難関のW大学 英文学部へ行き、「私よりも英語ができる人」でした。

外資系の航空会社に就職したり、頑張っていたのですが、

体調を崩して退職。逃げるように、

「安全牌の、安定した会社の男性」と結婚しました。

(※気弱なとき、女は選ぶ男を間違う、といういい教訓です。。。

 

転勤族なので、地方についていくと、英語ができる姉でも、

まともな仕事が一切ないことに気づきました。

 

なので、自宅で「フランチャイズの子ども英語講師」の仕事を始めます。

ところが、思ったよりも給料が低いのと、自宅を開放するデメリット、

幼い息子が

「ママ、いつも僕よりイーチーチー(ECC) のことばかり。寂しいよ」」と

泣いたことから、1年で辞めます。

 

でも、姉は必死で考えました。

 

何かできることがないか。

子ども英会話の経験が活かせないか。

 

姉は「ママが子どもに英語で話しかける表現集」を思いつき、

出版社に片っ端から「企画書」を送り続けます。

なんと「ベレ出版」が気に入ってくれたんんですね。

 

それから、実はそれっきり、です。

印税は50万ぐらい入った、と聴きました。

姉はパートをしている主婦です。

 

今なら、私はマーケティングガッチリやっているので、

姉の本を応援するのに。。。

「そこまで頑張っていた姉を、コーチとしても支援できる」のに、

と思います。

 

でも、結局姉は、育児ノイローゼと、夫との不仲から

パニック障害になり、今に至ります。

 

難関W大まで出た英語ができる姉が、

本当に能力を活かす場はなかったのか。

なぜパートをしている主婦なのだろうか。

 

離婚すればよかったじゃない、とも思います。

でも、姉はいろんな葛藤から、離婚しませんでした。

大きな理由は、自分が病気を持っているから、一人で子どもを育てて

いく自信がなかった、です。

 

パニック障害になった姉は、電車に乗れなかったり、時々発作が

おきるので、パートの仕事しかできません。

 

姉とは、親の介護の考え方が違い、大きなケンカをし、

「絶交」状態になってしまった時期があります。

私の未熟さもあった、のでしょう。

 

(紆余曲折を経て、私は姉と仲直りしました。)

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私が女性を支援したい、と思った大きな原点がここです。

 

姉は頑張りました。能力もありました。

こんな女性、日本にいっぱいいます。

もったいない女性、いっぱいいます。

能力を埋もれさせている人、いっぱいいます。

時給1000円代しかもらえていない人、いっぱいいます。

 

こんな人を精神面からサポートできる人をつくりたい、

ちゃんと収入も得て欲しい。

それが私がコーチ養成講座をやっている大きな理由です。

 

私が主宰する英語コーチ養成講座では、受講生自身の

・自己肯定感を高めること

 

をお手伝いします。そして、

・地方でも、小さな子どもが居ても、介護があっても

できる仕事

 

を広めています。

 

姉のような女性に、昔の私のように地方でキャリアを模索

している女性に、届けばいいな、と思っています。